横浜市立大学硬式野球部OB会

1.     沿革

横浜市立大学の歴史は古く、明治期に創立した横浜商法学校(のちに横浜商業学校(Y校)に改称)に遡り、同校を母体として昭和初期に設立した横浜商業専門学校(Y専)時代を経て、昭和24年学制改革によって新制大学(横浜市立大学商学部)となりました。さらに横浜医学専門学校に端を発する横浜医学大学と統合され多学部大学の基礎が築かれました。

明治29年一高(現東京大学)野球部対横浜在留米人チームとの本邦初の国際試合が横浜球場公園で開催され一高が勝利しました。Y校校友は一高を歓待・応援、これに感激した一高ナインからボール２個とノックバットが寄贈され、これがY校野球部発祥の契機となりました。創部後Y校野球部は活躍を続け、Y専、新制大学と発展を続けます。

横浜六専門学校リーグ戦は学制改革に伴い、我が校に加え、横浜国立大学、神奈川大学、関東学院大学の四校を創設学校として神奈川大学野球連盟に改組されました。この新制大学野球連盟リーグ戦においては、我が野球部は、昭和25年、昭和26年、昭和28年、昭和37年の春・秋連続を含み、13回リーグ戦優勝、２位12回と華々しい戦績を残しました。さらに、全国大会に進み、全国新制大学野球選手権大会での昭和26年第3回大会の全国優勝、全日本大学野球選手権大会2回のベスト４、昭和38年第17回学生野球協会結成記念大会(現明治神宮大会)での準優勝と、全国でも大活躍しました。

昭和37年春季リーグ戦優勝記念写真(於平和球場)

神奈川大学野球連盟は、神奈川五大学(昭和31年~51年)、神奈川六大学(昭和52年~56年)、さらに10大学となり一部、二部体制をしく神奈川大学野球連盟(昭和57年~)として発展を続け全国でも高いレベルを有し名選手を輩出しています。現在二部校に属する我が硬式野球は、連盟の伝統校として、少数精鋭・自主自立の敢闘精神を脈々と受け継ぎ、一部校リーグへの昇格を目指し日々研鑽に努めています。

2.     OB会について

横浜市立大学硬式野球部OB会は、硬式野球部卒業生を構成員として、現役の部活動に対する精神的・物質的な支援を行うことと会員間の連携を深めることを目的として組織されました。また、監督・コーチ等はOBがつとめているほか、新人部員確保のための側面支援を行っています。

現在OB会は約250名の会員を有し、年会費および寄付金をお預かりして運営されています。お預かりした会費等は、OB会会報発行や総会関係等OB会運営にかかる経費を負担させていただいたのち、支援金の形で現役諸君にお渡しするほか、部活動に必要な設備・備品の購入に充てています。また、最近では、特別にご寄付をお願いし、バッティングマシンを寄贈することができました。

OB会会員は、行政分野・教育分野、さらに一般企業で広く活躍されています。卒業後も指導者・クラブチームの一員として野球に関与される方も多数います。高校・大学・社会人野球では、田所氏(昭和38年卒、日産自動車監督、現横市大野球部総監督)、古屋氏(昭和43年卒、市立横浜商業高野球部監督のちに同校校長、現進交会理事長)、臼杵氏(平16年卒、現横市大硬式野球部監督、神奈川大学野球連盟常務理事)がおられるほか、令和2年卒の三吉氏(琉球ブルーオーシャンズ)は野球部史上初のプロ野球選手となりました。

3.     年会費支払口座

OB 会年会費(OB 10,000 円 OG 5,000 円 分割可) のお振込先は以下のとおりです。ゆうちょ振込票をOB会会報等に同封します。何卒よろしくお願いします。

□ ゆうちょ銀行(郵便局)
振替口座名: 00230-0-67456

加入者名: 横浜市立大学硬式野球部 OB 会 (払込手数料 OB会負担)

□ 銀行
振込先銀行: 横浜銀行本店営業部 (200)

口座番号: 普通銀行 0045473
口座名: 横浜市立大学硬式野球部OB会