データサイエンス学部 佐藤陽永(2023年度入学)

 

出身高校 :横手高校(秋田県)

入試方式 :一般前期

ポジション:ピッチャー

Q1

志望校を決めたのはいつ頃ですか、また、横浜市立大学に決めた理由を教えてください。

 

A

横浜市立大学は高校入学時から3年間ずっと第一志望校でした。自分はデータサイエンス学部のある国公立大学に行きたいと考えていました。自分が高校1年生の時にデータサイエンス学部を設置していた国公立大学は横浜市立大学と滋賀大学の2つだったのですが、首都圏に行きたいという気持ちもあり、横浜市立大学を選びました。


Q2

受験勉強のコツや特に力を入れた科目について教えてください。

 

A

 

自分が受験したデータサイエンス学部・前期試験の共通テストと2次試験の配点比率は55:45です。ほぼ1:1なので両方の試験への対策が必須になると思います。 僕が共通テストで使用した科目は、現代文・数学ⅠA・数学ⅡB・英語・世界史B・倫理です。データサイエンス学部は古文・漢文を受けずに現代文だけでも受けることができます。また、理科・社会から2科目選択なので理系文系関係なく受験することができます。僕は理系でしたが、化学と物理が苦手だったのでそれまで履修していなかった倫理を独学で学び、受験科目に加えました。このように理系文系に関わらず受けることができる学部である性質上、受験科目の選択を柔軟に行うことができるので自分の得意不得意を見極めたり併願校との兼ね合いを考えたりして科目を決めるべきだと思います。 2次試験についてですが、今まで実施されていた数学と総合問題に加えて昨年度入試から英語が追加されました。まだ過去問が1年分しかなく、対策が難しいと思います。僕は国際教養学部と国際商学部の過去問や他の大学の過去問を解いて対策をしました。とりあえず英語は量を読めばできるようになると思います。数学の参考書は基礎問題精講→CanPass→理系プラチカの順に解きました。データサイエンス学部の数学はとても難解だというわけでもないように感じたので、あまり難易度が高くない問題を確実に正解する練習をするべきだと思います。総合問題は年度にもよりますがあまり難易度が高くないことが多いので対策の優先度は低いです。軽く過去問を解く程度で大丈夫だと思います。


Q3

苦手な教科を勉強するときや、やる気が出ないときはどのようにモチベーションを上げていましたか。

 

A

 

家にいると誘惑が多くやる気がなくなってしまうので、できる限り学校にいることを意識しました。朝は始発で学校に向かい放課後も残って学校で勉強をしていました。共通テストが終わったあとの自由登校期間も平日は毎日学校へ向かい勉強をしていました。家でも勉強ができるという人もいると思いますが、自分のように家だとできないという人は是非試してみてください。学校に行って勉強せざるを得ない状況を作ることで家にいるときには敬遠してしまいがちな苦手な教科にも取り組むことができるし、たとえモチベーションがなくても周りの友人が勉強している姿を見て自分も勉強に取り組むことができるようになると思います。なにより、メンタルが繊細になりがちな受験期に孤独を感じることが少なくなるというのが学校で勉強することの大きなメリットだと思います。加えて、息抜きも大事だと思います。自分も受験期には友人と週1でラーメンを食べに行ったり、サッカーのワールドカップを観たりして息抜きも大事にしていました。ただ勉強の優先順位が一番高いのでそこははき違えないようにしましょう。


Q4

部活はいつ頃引退しましたか。また、部活と勉強の両立はどのようにしていましたか。

 

A

 

7月の前半に部活動を引退しました。正直言って、部活動を引退するまでは部活と勉強の両立はお世辞にもできていませんでした。練習から帰ると疲れて寝てしまい、その日の復習も次の日の予習もしないまま朝を迎えるという感じでした。ただ、部活動の活動日が少なくなる定期テストの期間はしっかり勉強してテストに臨んでいました。定期テストを頑張ると、推薦等で大学に行くことができる道も開けるし、引退後受験勉強を本格的に始めたときに全く触れたことがない問題というのが少なくなるはずです。定期テストへの取り組み方に関していろいろな意見がありますが、僕は部活動が忙しくても定期テストはしっかり対策して受けるべきだと思います。


Q5

最後に、横市・野球部の魅力をふまえて受験生に応援メッセージをお願いします!

 

A

 

横市の硬式野球部は人数が少なく、グラウンドの使用時間が限られている中で勝つためにどうしたら良いか、常に考えながら練習しています。僕自身、グラウンドでの練習時間が限られている分、全体練習以外の時間で野球のことを考える時間が増え、野球の楽しさ・奥深さを再発見することができています。大学でも野球を続けようと思っている方、ぜひ硬式野球部で一緒に野球しましょう。高校野球で一段落かなと思っている方、もう4年間だけ僕たちと野球をしてみませんか?横市でもう一回野球への熱意を復活させましょう。皆さんとグラウンドで会えることを楽しみにしています。 受験勉強は辛いことが多く、逃げ出したくなるときが多くあると思います。しかし、大学合格に向けて必死に勉強した経験は皆さんにとって大きな財産になるはずです。目標に向かって頑張ってください。応援しています。